Zoomより対面を希望するお客様。どう対処したらいい?
今日は、
「オンライン化にお客様が乗り気でない場合、どうすればいいか?」
というお話です。
例えば、あなた自身はオンラインのセッションやレッスンに切り替えたいと思って、Zoomでの開催を提案してみるとします。
それを伝えた時に
「わ〜、嬉しい!自宅で受けられるなんて贅沢ですね!」
と言ってくれるお客様ばかりなら問題ありません。
でも実際には、
「パソコンが苦手で……」
「対面のほうが安心なので、教室の再開を待ちたいと思います!」
と、おっしゃるお客様もいらっしゃいますよね。
お客様と、私たちでは、オンラインサービスの認識が大きく隔たっていることがあります。
以前から、クライアント様の告知文を添削していて
「ここ、”Zoomで実施します”と書いてありますが、◯◯さんのお客様は、ピンと来そうですか?」
と質問することがありました。
クライアント様ご自身や、起業家・フリーランスにとってはZoomは生活の一部。
Zoomを使ったセッションやセミナーに慣れています。
ですが、ほんの1、2ヶ月前までは、Zoomなんて聞いたことない方がほとんどだったのです。
そのため、クライアント様のお客様層によっては、”Zoomで開催します”と書いてあるだけで、
「?」
「何か難しそうなこと言ってる。やめておこう」
と思われてしまうのですね。
そこで、お客様にとって抵抗感のなさそうな言葉に変えたり、説明を加えてもらっていました。
今は、急激にZoomの認知が広がりました。
「オンライン飲み会」という言葉がNHKで普通に使われるようにもなりましたね。
でもやっぱり、抵抗感のある方はいらっしゃいます。
そこには、いろんな理由があるでしょう。
・とにかく、IT系への苦手意識が強い
・うまくつながるのか、操作できるのか、不安でいっぱい
・画面越しに話すことの心理的な負担
・うまくできないことで恥をかきたくない
・あなたのファン(リアルに会いたい)
などなど。
そんな方には、どうすればいいのでしょうか?
「やってみたいけど、使ったことがないから不安」
という方には、親切丁寧な説明文を作って読んでいただくといいですね。
それでも不安だと思うので、「接続を試す」だけの会を開催するといいと思います。
10分、15分でもいいのです。
実際にやってみてもらえれば
「な〜んだ、意外と簡単ね」と思っていただけることが多いです。
その時にお客様の質問に答えて不安を解消してもらったり、注意事項をお伝えしておくといいですね。
実際に、私のクライアント様や知人の起業家は、いきなり、オンラインレッスンやオンラインセミナーを開催するのではなく、事前の接続テスト会や練習会を実施して、喜ばれています。
そして、その様子をブログやメルマガに書きます。
すると、まだ躊躇している人に
「あら、初めての人もできてるみたいね」
「そんなに怖くないかも」
と思っていただけます。
大切なのは、オンラインに慣れている自分と、今はまだ不慣れなお相手の温度差をないがしろにしないこと。
そして私たち自身も、
・何が何でも、Zoomじゃなきゃいけないのか?
・お相手が慣れている、他のアプリでもいいかも?
と、検討してみるのもいいと思います。
その上で、オンラインでも対面と同じか、それ以上の価値を感じていただけるように、コンテンツや伝え方を工夫していきたいですね。
あなたのお客様に、オンラインの新しい扉を、開いてさしあげましょうね♪