マーケティング

化粧品サンプルの都市伝説に思う、無料オファーの大切さ

■先日、久しぶりにデパートのカウンターで
お化粧品を買いました。

ああいうところって
「これください」「ハイ○○円です」でお会計、終了。
というわけにいかず、いろいろ説明を聞いたり、
新しい美容液を手の甲につけてみるように促されたり、
何かと時間がかかりますよね。

だから避けていたのですが、
たまにはいいかと。

キレイな美容部員さんに
ファンデーションを塗ってもらって、買ってきましたよ。
サンプルも、もらいました。

■そういえば昔、
「基礎化粧品は、サンプルの方が有効成分が多く入っている」
というウワサがあったんですが、
あなたも聞いたことありますか?

まあ、単なる都市伝説だと思いますが、
「無料サンプルを気に入ってもらえなければ、
商品を買ってもらえない」
という点では、考えさせられる話だと思います。

■コーチやコンサルタントなど、
無形のサービスを提供する私たちの場合、
無料サンプルに当たるのは何でしょうか?
ステップメールや、レポートなど
登録者に無料で提供する情報ですね。
動画や音声もあると思います。

これらの内容が
登録してくれた人の期待以上のものでないと、
そこから先に進んでもらうことはできません。

無料オファーに登録して見てくれた人は
「なんかコレ、あんまり内容ないなあ。

でもお金を出せば、素晴らしいものを提供してくれるだろう」
とは、思いません。

無料オファーの質=本サービスの質と判断します。

本サービスのサンプルなのですから。

■だから、無料オファーの中身が期待以下の場合、
有料の商品やサービスをご案内しても
検討してもらえないんですね。

無料のメール講座や動画講座で
出し惜しみしない方がいいというのは、そういう理由です。

無料サンプルの方にだけ、
効く成分を多く入れるなんてことは、
もちろん、してはいけませんよね。

ですが、
「無料だから」と言って適当なものを撒くのではなく、
無料だからこそ、相手の期待を超えるものを提供する。

その姿勢が、次につながるのだと思います。
あなたの無料オファーは、
次につながるものになっていますでしょうか。