「読者に貢献できる文章」に変わる時
これまで、クライアントさんや受講生さんの
文章を何百件と添削させていただいて、思うことがあります。
言葉が少なすぎて気持ちが伝わらない文章
複雑で、長く、わかりにくい文章
こんな状態だった方が
不意にライティングが変わり、
心にストンと落ちて、余韻が広がり
何度も読みたくなるような文章、
思わずお申し込みしたくなる文章に
突然変わることがあるんです。
それはどういう時かというと
「お客様を思う気持ち」
に気づけた時。
抽象的でしょうか。
ですが、本当です。
私を含めて、
コーチ、コンサル、カウンセラー、講師で
起業する人は
「私がこれをやりたい」
という気持ちでスタートすることが
多いと思います。
最初はどうしても、
「私を知って!」
「私の商品の素晴らしさをわかって!」
「私のセッションを受けて!」
と、思ってしまう。
こんな思いも、悪くないですよ。
でも、だんだんわかってくるのです。
私を知ってもらう前に、
まず自分が
相手(お客様)のことを全然知らなかった。
商品の素晴らしさをわかってもらうよりも、
自分が、お客様の素晴らしさを
リスペクトしている必要があるんじゃないか。
ということに。
セッションを受けてほしかったら、
お客様はどんな人なのかな?
どんなことに困っているのかな?
どうしたら、この人の役に立てるだろう?
とことん考えて、
お客さまに貢献できることを
実践していけばいい。
こんなことが体感できてくると、
発信する言葉が
ガラッと変わります。
自分本位だった言葉が、相手本位に
商品を語っていた言葉が、お客様を語る言葉に。
この状態で記事を書くと、
どんどん未来のお客様と
関係性を深めていくことができます。
届けたい内容が変わるのですね。
文章全体のトーンも、やさしくなります。
表面的なやさしさじゃなくて、
湧き上がる愛といいますか。
だから逆に、これまでは
「こんなこと書いたら敬遠されるかな」
と思って書けなかったような
厳しいことも、自然に書けるようになるのですね。
愛で書いているから、
厳しいかな?と思っても
敬遠されたり、誤解されたりしません。
むしろ、読者の心に深く届くようになります。
そうなると、お申し込み間近です。
講座では、このために
色々なワークをやっています。
ライティングにとどまらず、
お客様との向き合い方そのものが
より深く、より良くなっていく方も多いです。
ぜひあなたも、
お客様を思う気持ちと
向き合って書いてみてくださいね。
きっと、これまで学んだ
ライティングのスキルが
グッと生きてくると思います。